皆さんはいくつの収入源をお持ちでしょうか?たいていの人は本職の1つしか収入源を持っていないはずです。
複数の収入源を持っている人と言えば、本職以外に副業をやっている人や、会社に縛られずにフリーで仕事をしている人などがメインですがやはり多くの場合、収入源は本職の1つのみです。
マルチポテンシャライトを自称する筆者でさえ、収入源は本職がメイン。
サイドプロジェクトのうちの1つからも報酬を得ているのですが、やはり本職からの収入の割合が大きく、収入源がマルチとは言い難い状況です。
マルチポテンシャライトこそ、収入源もマルチにするべき。
というのは筆者の持論ですが、これには明確な理由があります。
今回は、マルチポテンシャライトが収入源もマルチにした方が良い理由を3つ、語っていきます。
①それがマルチポテンシャライトの究極の姿だから
マルチポテンシャライトとは、「様々な分野に挑戦し、どんな分野でも活躍できる可能性を秘めた人物」と定義できますが、その究極の形って何でしょうか?
それを考える前に、まずは駆け出しマルチポテンシャライトとはどんなものかを考えてみましょう。
駆け出しマルチポテンシャライトは、本職として1つの仕事をしながら、仕事終わりや週末にいくつかのサイドプロジェクト・趣味に時間を割いているような人。
マルチポテンシャライトですから、当然そのサイドプロジェクト・趣味はおよそ本職とは関係のない様々な分野にまたがっていることでしょう。
これが努力と時間によって成長を重ねた場合、どうなるでしょうか?
仮に本職はそのまま1つだったとしても、これまで週末にやっていたサイドプロジェクトがそれなりに有名になり、そのプロジェクトでお金を稼ぐことができるようになっているかもしれません。
例えば筆者は週末にオリジナルのデスクを作るプロジェクトを進めていますが、これも誰かの目に留まり、「お金を払うから私のデスクも作ってくれませんか?」という依頼がきたら、文字通り、儲けものです。
うまくいけば、そのまま週末起業が成功するかもしれません。
もちろん、お金を稼ぐことだけが正解ではありません。
ですが、今のこの社会でプロジェクトの究極的な形を考えてみると、どうしてもお金を稼ぐこと、になってしまいます。
あなたにそのつもりがなくても、プロジェクトを進めているうちにそこでお金が稼げるようになったら嬉しいですよね。
「マルチポテンシャライト」という言葉の生みの親、エミリー・ワプニックも著書『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』で興味のある分野に次々挑戦し、それぞれを仕事にしてお金を稼いでいく方法について語っていますが、やはりこれが究極系かと思います。
そして、これはマルチポテンシャライトにとって、最も満足感の高い生き方です。
あらゆる分野に挑戦し、あらゆる分野で活躍し、あらゆる分野から収入を得る。
これが実現できれば、私たちは自分が様々な分野で必要とされていることを実感できる。
それこそマルチポテンシャライトたちにとっての至上の喜びではないでしょうか?
②その方が収入が安定するから
「安定」という言葉には2種類の意味が存在しています。これについては筆者のnoteが参考になりそうなので載せておきます。
https://note.com/ogi_note/n/n33b25130ee5f
簡単に説明すると、「安定」という言葉には2種類の意味が存在していて、1つはこれまでの時代での“安定”とも言えるもので、大企業や公務員といったいわゆる「安定した仕事」に就くということです。
イメージとしては自分を一本の木としたときに、物凄い太い根を一本はって生きていくようなものです。
その根は並大抵の力では折れないので、いつだって安定した栄養が得られるわけです。
これに対し、もう一つの「安定」は複数の仕事を掛け持ちしたり、いくつかの収入源を持つという意味での「安定」です。
これは、一本の太い根ではなく、複数の根を地中にはって生きていくようなイメージです。
地震が起きて、一本の根が切れてしまっても、まだ根はいくつもあるのでそこから栄養を得れば良いわけです。
1つ目の「安定」を、強固で、確実で、ガッチリとした安定と呼ぶならば、2つ目の「安定」は、柔軟で、多様性があって、フレキシブルな安定と言えるでしょう。
そしてこの2つのうち、これから先の時代必要になるのは2つ目の「柔軟で、多様性があって、フレキシブルな安定」です。
今まさに世の中は新型コロナウイルスの影響を受け、絶対安心だと思っていた大手航空会社が希望退職者を募っているような状況。
数年前では考えられなかった出来事です。
でも、どんなに大きな会社だったとしても、仕事を失うリスクは常にあるのです。
未曾有の災害、世界経済の危機、自分の体調不良。原因となりうる要素はかなり多いはずです。
そんな中で安定するためには一本に集中するのではなく、なるべくリスクを分散させておく必要があります。
これは、投資の世界では常識です。
投資家たちはいつどの株価が暴落するか分からない市場の中で、様々な企業に株を分散投資しますが、会社の中で働く私たちは今それと全く同じ状況に置かれています。
ある日自分の会社が潰れたらどうしますか?確実にそんなことは起こらない、と言い切れますか?
結果的に、収入が安定するのは収入源がマルチになっている状況なのです。
③その方が収入が増えるから
会社の中で働く以上、正直なところ、給料の上がり幅はたかが知れています。
日本の多くの企業では1年間働いて査定を迎え、それなりの評価を受けても、月給35万円が来月から40万円に跳ね上がるようなことはまずありません。
1万円増えたら上々です。
大抵は5000円くらい給料が上がって、その金額に一喜一憂するくらいのものです。
役職手当などがつけば上がり幅は大きくなりますが、それでも数万円単位で月給が増えることはそう考えられません。
会社員の給料なんて、頭打ちです。
皆さんも薄々そんなことに薄々気がついているはずです。
きちんとしたデータを持ち出して話してみましょう。
国税庁が発表している「平成 30 年分 民間給与実態統計調査 」によると、各年齢層での平均収入はこんな感じ(データは男女平均)。
仮に20代から50代まで働いても、年収の上がり幅は250万円程度。1年で10万円ほど上がっていくようなイメージでしょうか。

1年頑張って10万円上乗せされるなら確かに嬉しいですが、会社員として長年働き続けてもせいぜいこの程度。
副業・副収入の情報が飛び交うこの現代なのでお分かりかと思いますが、会社員としての正規ルートで収入を上げていくよりも、他の収入源を確保する方が効率的に年収を上げられるのです。
マルチポテンシャライトは収入が多ければ多いほど、様々な分野に挑戦することができます。
何よりも収入が大事なわけではないですが、マルチポテンシャライトがもっと自由に活動していくためにはお金が必要です。
収入が多ければ多いほど私たちは今よりもっとマルチポテンシャライトらしく生きていくことができるのです。
マルチな収入を目指していこう!
ここまで述べてきたようにマルチポテンシャライトが自分らしく生きていくためにも、収入源をマルチにしていく必要があります。
まずは自分が取り組んでいるサイドプロジェクトや趣味からそれがいつか収入源になるようにどんどん進めていきましょう。
現代ではまだマルチな収入源を持っている人は少数派で、まだまだそういった働き方に理解がない状況ですが、これからの不安定な時代に必要なのはマルチな収入源です。
それによって私たちの生活は安定するし、マルチポテンシャライトらしい生活ができるようになるはずです。
複数の収入源を持つのは簡単なことではありませんが、まずはできるところから少しずつ、マルチな収入源を目指して頑張りましょう!

