「マルチポテンシャライト」にとっての天敵は『残業』だ。

May 24, 2021
働き方

大抵はみんな、フルタイムの仕事をしながら夢を追ってる。

マルチポテンシャライトとして成功している人たちは、実にさまざまな分野の仕事に関わりながら自分のやりたいことを追求している。
コメンテーターやコメディアン、小説家、デザイナー、エンジニア、劇作家、科学者....
数えればキリがないが、みんなそんな仕事の中から3〜4つくらいを掛け持ちして生活をしている。
人によっては5つ6つ、7つと非常にたくさんの仕事をこなし続けている人たちもいるだろう。

さて、それはいわゆる、マルチポテンシャライトとして”成功している”人だ。
(ここで言う成功とは、なにも億万長者だとか権威ある人物だとか、そういう意味ではない。マルチポテンシャライトとしての成功、つまり、自分のやりたいいくつかの活動を仕事にできている、ということだ!)
そして、大抵の場合、「僕は(私は)マルチポテンシャライトかもしれない...!」と気づいたばかりの人は、さまざまな仕事をかけもって生活しているわけじゃない。
みんな、週5日を一つの仕事に費やして、その余った時間で自分のやりたい趣味やプロジェクトに精を出しているのだ。

そんな彼ら・彼女らにとっては、仕事が終わった後の時間や休日が、自分のサイドプロジェクトや趣味に打ち込む時間になる。
人によっては、週末は家族と、恋人と過ごすと決めている人も多いだろう。
そうなると、仕事終わりの寝るまでの時間、誰にも犯されることのない(子供がいたりしたら話は別だ。だが、ぜひとも、子供のそばに寄り添っていてほしい)自由な時間に自分のサイドプロジェクトを進めるのが一番良いだろう。

だがそこに、ある存在が暗い影を落とす。
そう、『残業』だ。

残業はマルチポテンシャライトから『自由』を奪う

残業があると、寝るまでの時間が短くなるから、サイドプロジェクトに取り組む時間は自ずと少なくなる。
仮にあなたが週5日、8時間のフルタイムの社員だとしよう。
9時から仕事を始めるのなら、ランチタイムを加味しても18時には終業時間になるだろう。
そこから自宅に帰って19時、家事や食事、風呂などを経て21時には自由になれるだろうか?
健康的であるために、深夜12時までに寝るとしたら、それまでにまだ3時間もある。
もちろんマルチポテンシャライトたちにも、休息は必要だから、YouTubeでかわいい猫の動画を見たり、Netflixでドラマを見る時間は重要だ。
だから3時間全てをサイドプロジェクトに割くことはできないだろうが、それでも1日の中で数時間を割くことができる。

これが仮に2時間の残業を経て、20時に終わったとしよう。
家に帰ったら21時。
そこから家事をこなして、自由になるのは23時。
うーむ、寝るまでは1時間あるけれど、夜遅くまで仕事をして帰ってきたんだ、寝るまでの1時間くらい、かわいい猫の動画でも見てまったりしたい。
こうなると、サイドプロジェクトに割く時間はほとんどないということになる。

やりたいこともやれない。
帰ったら寝るだけ。
そんな『不自由』な毎日、マルチポテンシャライトなら耐えきれないだろう。

残業を減らすために僕たちができること

とはいえ、『残業』という文化はそう簡単には消えない。
組織の中に根付いていたり、業界全体に蔓延っている悪しき風習は、そう簡単に取り除くことができない。
そんな中で、僕たちに何ができるだろうか?

1. まずは、積極的に帰ろう。

終業時間になったら積極的に帰る。
職場に帰りづらい雰囲気が漂ってるって?
マルチポテンシャライトたちは、昔から『変わり者』って言われてきた人たちが多い。
色々な分野に興味があっていろんなことに挑戦してしまうのは、他の人から見れば”変わっている”からだ。
だったら今更『変わってる』って思われること、怖くないはずだ。
何より、これから先マルチポテンシャライトとして生きていくなら、終業時間にすぐ帰る人よりも『変わり者』だと思われることになる。
そう考えたら、きっと大した問題じゃないだろう。

2. 次に、集中しよう。

早く帰るためには、限られた時間の中でパフォーマンスを発揮しなければならない。
自分の名誉のためとか、お金のためとか、そんなモチベーションじゃ1時間あたりのパフォーマンスなんて大して上がらない。
最も有効なモチベーションは「早く帰りたい」だ。
理由は単純。
他のモチベーションには『時間制限』がないからだ。
「早く帰る」という行為には少なからず帰ろうとしている時間があるから、自動的に時間制限が設けられる。
それを超えることはできないから、無駄な仕事を排除したり、誰でもできる仕事を他人に振るという発想が生まれる。
そして、深く集中する。
集中しなければ早く帰れないからだ。
そして、時間制限がなければ集中はできない。
常に集中し、制限時間の中でやるべきことを全て終わらせよう。
それがあなたにとっても、会社にとっても、社会にとっても一番良い選択だ。

3. 最後に、見極めよう。

既に語ったことでもあるが、自分がやるべきではない仕事は、誰かに割り振ってしまおう。
もしくは本当に必要でない仕事なら、思い切ってやらずに放り出そう。
必要ではない仕事に貴重な時間を割くのは、決して賢い者の行いとは言えないからだ。
常に自分にとって必要なもの、不要なものを見極めよう。
そして、必要なものだけにあなたの貴重な力を注ぎ、それ以外は全部ゴミ箱に捨てよう。
それから、場合によっては仕事自体も見極めよう。
あなたにとって100%の転職なんてものは絶対にない。
これから先、自分の好きなものを仕事にしても、100%幸せではいられない。
ましてや、別にやりたくもない仕事をしているのならば、それに全力を注ぐなんてバカらしいだろう?
自分が本当にやりたいもののために、自分にとって本当にひちようなもののために、場合によっては今の仕事自体もしっかりと見極めていこう。

残業が減れば、僕たちは今より自由にマルチに生きていける

仕事が終わった後、自宅の作業スペースにこもって小説を執筆する。
仕事が終わった後、帰りにカメラを片手に自然の風景を撮影する。
仕事が終わった後、仲間達とカフェで集まって次のイベントの計画を練る。

そうやって自分の好きなことに少しでも時間を割けたなら、その日がとても自由で良い日だったと、僕たちは自覚しながら眠ることができるだろう。
そして明日も自由に生きていきたいと、希望を抱くことができるだろう。
本来僕たちは『自由』だ。
今の社会システムが生み出した『残業』という名のモンスターに、負けるはずがないくらい、僕たちは生まれながらに自由なんだ。

僕たちはできる限りの力を尽くして、残業という悪しき風習に打ち勝ち、『自由』を手に入れなければならない。
それが僕たち人間にとって本来あるべき姿で、マルチポテンシャライトにとっても理想的な状況なんだ。
まずは僕たちにできることから少しずつ変えていこう。
そして明日も『自由』に生きていこう。

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