筆者にとって自分が運営するWebメディアというものは、情報を発信する貴重なプラットフォームであると同時に、筆者自身の思考を整理するノートのような存在だ。この『multipotentialife』についても、「マルチポテンシャライト」に向けて有益な情報を発信するプラットフォーム、であるのはもちろんだが、筆者自身の思考を整理する場所であることもご理解いただきたい。
なぜ唐突にこんな話をするかって?
今回の記事が、最初から最後まで、全て筆者の自分語りだからだ。
(このmultipotentialife、、というか僕が書く記事には、僕自身の個性が色濃く反映されてしまう。個性を排除した、ただの「役立つ記事」というものを僕自身が作れないのだ。そんなものつまらなすぎて、最後まで書ききれない。だが読者のみなさんには、ぜひ僕自身の経験からマルチポテンシャライトとしての有益な情報や考え方を良い感じに抜き取っていただきたい。)
さて、今回筆者が書き記したいのは、筆者がこれから新しく始めたいプロジェクトについてだ。とは言っても、これは既存のプロジェクトから派生して生まれたようなものだから、完全に独立した一つのプロジェクトというわけじゃない。今回はその内容について、筆者自身の思考の整理の意味も込めて、書き記していきたい。
WIREDについて語る。

先日、筆者が運営するもう一つのWebメディア「DESIGN Lab.」で非常にカッコいいデザインの雑誌『WIRED』について取り扱った。
https://design402904561.wordpress.com/2021/01/02/wired/
この中で筆者はWIREDという雑誌についてこんなコメントをしている。
(WIREDは)「未来がどうなるか」を解き明かすプロジェクトが1冊の本にまとまっているかのようなイメージです。
まさにこれなのだ。
WIREDという雑誌を端的に説明すれば、こうなる。
WIREDのテーマは「未来がどうなるか」であり、それを化学やアート、テクノロジーといった様々な視点で語っている。それが3ヶ月に一回、素晴らしいデザインの雑誌として世の中に出回るのだ。WIREDはまるでプロジェクトの成果報告のようで、私たちは毎回その報告を読み進めながら、まるでプロジェクトの一員になったかのように様々なことを思案する。
この体験こそが、WIREDの最大の魅力であると筆者は考えている。
と、まあ、ここまでがワイアードの話。今回このmultipotentialifeの記事もWIREDの魅力について語りまくっても良いのだが、今回の主題はそこではない。筆者はこのWIREDの記事を書くにあたり、一通り、自分が持っているWIREDの雑誌を読み返した。そして、気づいてしまった。
「僕はWIREDが作りたいのだ」と。
実は筆者がまだ大学で農学を学んでいた頃、同じような感覚に襲われたことがある。当時初めてWIREDに出会った筆者はそのデザイン、内容、ブランディングに感動し、一瞬でWIREDが好きになった。その時にも筆者は「WIREDを超える雑誌を作りたい!」と強く思った。実際、その先駆けとして、ここで初めてWebメディアの運営に携わることになる。仲間と共同で運営していた「SEEDTREE」というメディアは今でも健在だ。僕はこのメディアを足掛かりにWIREDのような雑誌を作ろうとしていたのだが、これはまだ実現できずにいる。
そして今、久しぶりにWIREDに触れたことで、この時の熱意が鮮烈に蘇ってきた。今僕は「WIREDのような雑誌を作りたい」と思ってしまっている。
雑誌を作りたい!
そう、これが今回立ち上げたい新しいプロジェクト。簡潔に言えば「WIREDを作る」ということだ。WIREDと全く同じものを作っても仕方がないので、もちろんテーマは違うのだが、WIREDを目指して立ち上げることは間違いない。
さて、ここで筆者がこれまで立ち上げてきたプロジェクトの問題点についても触れておきたい。筆者はこれまでに大小含めいくつものプロジェクトを立ち上げてきたが、結果、あまりに数が増えて手に負えなくなる、ということが多々あった。そもそも一人で完結できる仕事量には限界がある。だから、どれも中途半端で終わる。
この原因は、まあ筆者の怠慢と言われてしまえばそれまでだが、分野を拡大しすぎたということも考えられる。あっちにこっちに手を出すのは結構だが、それでも、やはり限界がある。今回打ち出したアイディアだって、結局実現されずに終わるのでは?
そこで、私は今回、このプロジェクトのアイディアをこのメディア『multipotentialife』と絡めることにした。雑誌のテーマは、そう、「マルチポテンシャライト」だ。
プロジェクトの概要
そもそも雑誌というものは何人ものプロがかなりの時間をかけて作成しているわけだ。WIREDだって、取材をする人、デザイナー、アーティスト、編集者、、などなど非常に多くの人たちが協力しあってできている。しかも、WIREDは3ヶ月に一回の発売だ。強力なスキルを持った人たちが数ヶ月の時間をかけて作る。そんなものに、僕1人の力で追いつけるわけがない。
だがしかし、やってみないことには何も始まらない。まずは迷わずやってみよう!
というわけで肝心のプロジェクトの内容だが、テーマはもちろん「マルチポテンシャライト」だ。発行はWIREDを参考に、3ヶ月に一度にしよう。1人で作ることになるので、もしかすると3ヶ月以上かかってしまうかもしれないが、まずはWIREDと同じペースで頑張ってみよう。内容はこちらもWIREDを参考にしてしまうが、「マルチポテンシャライト」について毎号異なる視点で考え、調査し、その情報をまとめていきたい。
例えば、
(マルチポテンシャライトの...)
- 働き方
- お金の稼ぎ方
- プロジェクトの進め方
- 理想的なライフスタイル
などなど。
だから、内容はおそらく、このmultipotentialifeとほとんど同じになるだろう。Webメディア『multipotentialife』の雑誌版、という表現が正しいだろうか。でも、Webメディアに乗っていることをそのまま雑誌にしても面白くない。というわけで、Webメディア『multipotentialife』の情報をベースにブラッシュアップや情報の追加、インタビューを加える。それは、まるでWIREDのように「マルチポテンシャライトが活躍する世界を実現する」という目的を掲げたプロジェクトの成果報告のようなものだ。
そしてその雑誌は、紙媒体というデザインの自由度を最大限に活かし、Webでは表現の難しい様々な手法にトライしていく。これは、「マルチポテンシャライト」と「デザイン」、筆者を構成する2つの要素それぞれの“実験場”と言っても良いだろう。
まとめ
さて、今回の記事の内容を、私自身の備忘録も含めてまとめておこう。
- 「WIRED」は“未来がどうなるか”を解き明かすプロジェクトが1冊の本にまとまっているかのような、最高にカッコいい雑誌である。
- multipotentialifeはWIREDを目指し、Webメディア上の情報をベースとした雑誌の制作を行っていく。
- これは、「マルチポテンシャライトが活躍する世界を実現する」という目的を掲げたプロジェクトの成果報告のようなイメージ。
- まずは3ヶ月に1度の創刊を目指し、制作を進めてみる
というわけで、とにかく、やってみよう!
筆者はいつもいろんなことに思いを巡らせているうちに、ふと、こういったプロジェクトのアイディアを思いついてしまう。いろんなことを思いつくのは素敵なことだが、それらはどうにも実現されないことが多い。だから今後は、僕自身の既存の活動を絡めるような形でプロジェクトの案を考えてみようと思う。

